【鵞足炎】中・高校生のスポーツ選手に多い怪我⑩

鵞足(がそく)とは

膝の内側部には、縫工筋(ほうこうきん)、薄筋(はくきん)、半腱様筋(はんけんようきん)という3つの筋肉がまとまって付着しています。また、3つの筋肉が集まった状態を後ろ側から見ると、ガチョウの足のような形に見えることからこの部分を「鵞足(がそく)」と呼んでいます。

鵞足炎の症状

膝の内側部に痛みが出るスポーツ障害の一種です。
ランニングやジャンプ、ステップ動作によって痛みが発生し症状の悪化に伴い、階段の昇り降りや歩行時にも痛みが生じるようになります。状態によっては患部に熱を持ったり、腫れを伴うことがあります。通常、単純X線像には異常を認めません。

膝の内側部に痛みが出るスポーツ障害の一種です。 ランニングやジャンプ、ステップ動作によって痛みが発生し症状の悪化に伴い、階段の昇り降りや歩行時にも痛みが生じるようになります。状態によっては患部に熱を持ったり、腫れを伴うことがあります。通常、単純X線像には異常を認めません。

右膝を正面から見たところ

仙台のスポーツ障害に強い整骨院なら泉の杜整骨院へ

鵞足炎の原因

①膝の使い過ぎ(オーバーユーズ)

急にスポーツの練習量が増えたり、長く歩き過ぎたりなど鵞足への過剰な負担が原因となり、鵞足炎を発症することがあります。特にランニングを急に始めたり、慣れない運動を始めたり、旅行で長く歩いたりした際に鵞足炎になるケースが多いようです。

②X脚

X脚の人は膝が内側に入りやすく、その結果として鵞足部分にストレスがかかりやすくなります。

③足首の硬さ

足首の背屈の動きが硬いと、ランニングや歩行時に膝を内側に向けたり、つま先を外側に向ける事で代償することが多く見られ、その結果鵞足炎を誘発することが多いようです。

鵞足炎の治療

鵞足炎が完治までの期間は、かなり個人差があります。
軽症の場合は、運動を控えて安静を保つことで炎症が治まり、数週間で自然と治ります。
重症の場合(痛みが強い)は、安静を保ちつつ患部を冷やす「アイシング」を行ったり、シップなどの消炎鎮痛剤を使って炎症を抑えます。
「急性」の場合は、患部を氷のうなどで冷やし、テーピングなどで固定すると炎症を抑える効果があります。

鵞足炎の予防

鵞足炎の一番の原因は、膝の使いすぎ(オーバーユース)とスポーツ時の姿勢や動作フォームです。またこれらを改善することで鵞足炎の予防と再発防止に役立ちます。

  • スポーツでは急に練習量、運動量を増やさず、疲労の蓄積を感じたら、十分な休養をとることを心がけます。
  • 運動前後のウォームアップ、クールダウンをしっかり行います。
  • 膝屈筋群(ハムストリング)、股関節内転筋群のストレッチ等を行い、柔軟性のアップを図ります。
  • 走行時に膝が内側に入っていないか、かかとが外側に向いていないか確認し、正しいフォームづくりを行います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする